お人形様めぐり
新潟県の村上で行われている、町屋のお人形様めぐりに行ってきました。毎年この時期に行われている催しで、それぞれのお店やお家が持っている伝統的なお人形を見てまわるというものです。
あまりに数が多いので、すべてを見て回ることはできませんでしたが、たいていの有名な所は制覇できたと思います。中でもすごいと思ったのは「九重園」というお茶屋さんのお人形です。そもそも、この催しを始めたのがこちらのお店の方らしいです。江戸時代の雛人形や、大名行列の人形など、何点もの貴重なお人形がありました。
古い雛人形と比較的新しいものとが並べて飾られていたのですが、お人形の顔や衣装が全く違っていました。古いものはお顔が面長で、とても大人びていたのに対し、現代のものは小顔で、かわいらしく、子供っぽいようでした。また、三人官女の衣装がも全く違います。現代のものは三人官女もすばらしい衣装をきていますが、古いものはそうではありません。そもそも三人官女は仕えている身なので、働けるような衣装になっていたそうです。
人形のすばらしさはもちろんですが、町屋自体がとてもすばらしい建物でした。太い梁が使われている、昔の立派なお家です。中には釘を一本も使わないという建物もありました。
村上の町並みを歩いていると、昔ながらの古い家もある一方、現代的な家ももちろんありました。ただ、それを比べるとなんだかもったいないようにも感じました。すべての家が古いお家なら、もっと見ごたえがあるのに・・・ただ、見るだけなのと、実際に住むことは違います。古民家には憧れるけれど、土間のある家は寒い。天井が高いからお掃除も大変、などなど・・・きっとそれを維持していくのは私が思う以上の大変さがあるのだと思います。ただ残念なのは、そんなすばらしい家を手放してしまったこと。ヨーロッパなどでは何百年という月日が経ってもまだ住んでいる家があるのに、日本の家はすぐに建てかえたりしてしまう・・・なるべく古いものも大切にしていきたいですね。
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投稿: eye2u | 2008年4月 1日 (火) 13時55分